秋の彼岸の方がイメージ強いですが、彼岸には春・秋と2回ありますよね。
- 「春の彼岸っていつ?」
- 「お供え物はなにを持っていけば?」
- 「お花は?」
この3つに全力で答えていきます♪
春の彼岸っていつ?
お彼岸には3月と9月の2回あり、このうち春のお彼岸は「春分の日」を中日としてその前後に+3日。
計7日間がお彼岸の期間になります。
最初の日が「入り」で、最終日を「明け」と呼びます。
彼岸はいつ?と思ったら、春分の日を探せば良い訳ですね。
春分の日はいつ?
春分の日は国立天文台が計算した日にちを元に内閣決議で決められています。
一般的には昼と夜の長さが同じ日とされていますね。
その年によって違いがあり、2018年なら3月21日(水)です。
概ね、毎年3月の第3~第4週になることが多いです(^^)
ぼたもち?おはぎ?春の彼岸のお供え物
お墓参りをされる方も多いですが、春の彼岸には「ぼたもち」を供えるのが一般的。
小豆には魔除けの力があるということで、こうした風習になったんだとか。
ちなみに、秋は「おはぎ」となりますが、両者の違い、わかりますか?
ぼたもちとおはぎ
実は、この2つは全く同じ食べ物。
漢字で書くと「牡丹餅」と「お萩」です。
気がついたかなと思いますが、それぞれ春の花である牡丹と、秋の七草である萩から由来しています。
注意!ぼたもちは持ち帰る
供えた食べ物は持ち帰って頂くのがマナー。
置いたままにしておくと腐ってしまうだけでなく、カラスや野性動物が来てお墓を荒らしてしまう原因になります。
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供えるお花は?
仏花といえば菊を思い浮かべますが、特にこれといった決まり事はありません。
色の淡いカーネーションやキキョウも一般的ですよ♪
故人の好きなお花がわかるのであれば、それを束ねてあげるのが一番良いですね。
予算は3000~5000円が相場です。
こちらは通販での人気のお花屋さん。
お供え用のお花もありますので、ご利用下さい^^
贈るときは…
お供えとしてではなく、親戚などに贈る花に関しても、同じ考えで問題ありません。
自分で選ぶのが不安であれば、近くのお花屋さんに「春の彼岸に贈る花を」と伝えれば見繕ってくれますよ(^^)
注意!選んではいけない花
決まりはない、とは言っても中にはあまり良いとされないお花もあります。
お彼岸がどうの、ではなくてお墓参りや仏事には共通で、「トゲがある・香りが強い・華やか」なものはNG。
バラ・アザミなどですね。
特にバラは「故人が痛がる」「悲しみの場面で似つかわしくない色と華やかさ」「散りやすい」といった要素がみっちり埋まっています(笑)
故人が好きだった・周りに他のお墓がない・親族しか来ないといった条件でも満たしてない限りは避けるのがマナーです。
まとめ
現代ではお彼岸に墓参りをする家庭も年々減ってきているそうです。
マナーというほどの物もなく、多額のお金がかかるといったこともありません。
彼岸は、あちらの世界とこちらの世界が一番近づく日。
故人を偲んで出掛けてみては?