『そろそろフリーランスになろうかなぁ』
『…っていうか、フリーランスってフリーターと何が違うの?』
こんな方の疑問に秒速で答えます。
フリーターとフリーランスの違い
結論から言うと、『依存するもの』の違いになります。
依存なんて言うと聞こえが悪いかも知れませんが、要するに『お金を稼ぐ手段』だと思って貰えれば大きな間違いはありません。
フリーランスとは
フリーランスが依存するものは『自身のスキル』になります。
そして、それがお金を生み出すツールとなります。
イラストレーター、カメラマン、プログラマー、ライター、大道芸人、ミュージシャンなどが該当しますが、そのどれもが稼ぐ方法を限定してはいません。
例えば、イラストレーターがメインでもたまにカメラマンになっても良いのです。
言ってしまえば、女性に依存する『ヒモ』だってフリーランスに該当しますね(笑
とにもかくにも、『自分に出来る事』を駆使して、独立してお金を稼ぐ人というイメージですね。
会社や店舗に依存せずにそういった『会社と契約』『個人と契約』をする個人事業主が対象となる呼称です。
フリーターとは
対するフリーターはどちらかと言うと会社員に近い存在になります。
乱暴な言い方をするなら『正社員や派遣ではない』=『アルバイト』で生計を立てる人間に対する呼び方です。
フリーランスとの大きな違いは、『時間の自由』です。
フリーターはどこまで行っても就業先の規則に従い、決まった時給しか貰えませんが、フリーランスの場合だと時間的な縛りはありませんし、時給も個人のスキル次第になります。
どっちにも当てはまりそうな場合は?
フリーランス=能力によって稼ぎが変わる自由業
フリーター=結局は雇われで時間や時給は固定
こんな所ですが、その両者が混ざったような立場の方もいます。
例えば、会社に雇われのライターさんやプログラマーさん。
会社と決まった契約を交わし、決まった仕事をこなし、決まったお金をもらう。
こういった方の場合、フリーランスでもあるし、決まった仕事をこなす以上はフリーターでもあります。
派遣や契約社員となると保険の関係も絡むのでちょっと違うのかぁという気もしますが…
この場合は、『固定の取引先があるフリーランス』という考え方が最も近いと言えます。
あくまで依存しているのは自身のスキルであって、会社で決められた仕事ではありません。
ですので振り出しに戻りますが、やはり大きな違いは『何に依存してお金を稼ぐか』ではないでしょうか。
言い替えるなら、『自分発信でお金を稼ぐ』=フリーランスで、『会社に言われたことをしてお金を稼ぐ』=フリーターなのかなと。
まぁ、正直契約社員やフリーランス、フリーター、ホームレス、ヒモなど明確な違いや定義があるわけではありません。
『草食系男子と肉食系男子』みたいなもので、各々のイメージと言いますか、雰囲気言葉でもあると言えるでしょう。