- 海外にいる相手に贈り物をしたい…
- ホワイトデーのお返しをしたいけど、相手は海外に住んでいる…
- どうやって送るの?
- 金額は?
- 必要な手続きは?
そんな声が聞こえてきたので、海外に荷物を発送する手順を紹介していきます^^
最後までゆ~っくり落ち着いていけば難しいことはありませんよ♪
郵便局のEMS(国際スピード郵便)をベースにお伝えします( ・∀・)
まずは:海外に送れないもの
荷物を送る準備を始める前に、宛先の国に送れるモノと送れないモノを把握しましょう。
EMSの場合、禁制品が少なくなるというメリットもあります。
宅配業者とかだと食い物なんて軒並みダメだったりするんで。
禁制品や宗教上の理由で、税関で「いやムリ」って言われるもの
こっちではなんてことなくても、送る先ではNGなものもあります。
こちらのページから、自分が送ろうとしている物は大丈夫か確認しておきましょう。
溶ける物や割れやすいもの
送れることには送れるけど、アイスやチョコ・紙細工なんかの、「移動中にどうにかなっちゃうもの」はさすがに難しいでしょう。
食べ物といえど、クッキーみたいな溶けたり1~2日で腐る物じゃなければOK。
それ以外は、クールEMSを利用するのが望ましいです。(今回はクールEMSの説明は割愛。だいたい同じだけど。詳しくは郵便局サイトにてご覧ください)
EMS対応してる国じゃないとダメ
こっちからは送れても、あっちの国で「あ?やってねーよ」って言われることもあります。
まぁ、ほぼ間違いなく大丈夫なので気にする必要はありませんが、自分が送ろうとしてる国がマイナーで、不安であれば確認したほうが良いでしょう。
危険物は当然ダメ
スプレー缶や爆発物などの危険物はもちろん送ることは出来ません。
常識の範囲内であればとりあえず問題ないかなと思います。
梱包
基本的には、国内の遠距離の相手に送るのと同じだと思って貰えれば良いかと思います。
郵便局にも専用の箱が有料で置いてありますが、入れ物は特に指定はないので、自宅にある箱やダンボール、100均で買ってきた入れ物でも構いません。
目的の荷物を入れたら、プチプチや丸めた新聞紙などで隙間を埋めて、搬送中に動いたりしないようにしましょう。
心配なら保冷バッグを
クール便で送る程でもないけど、食べ物でそのまま送るのはちょっと…
という場合は保冷バッグに入れるのも良いかと思います。
同じような選択肢で発砲スチロール箱もありますが、大きくなってしまう事を考えたらこちらの方がオススメです^^
ここが正念場。用意する物は?
梱包が終わったら、発送するための書類を用意します。
必要になるのは3つ。
- EMSラベル(必ず必要)
- 税関告知書(送る国による)
- インボイス(送る国による)
ラベル以外は発送先の国によって不必要だったりします。
こちらのページから、あなたが送ろうとしている国ではどうなのか調べてから用意しましょう。
順番に見ていきましょう。
EMSラベル
宅急便の伝票と同じ物だと思って貰えれば良いかと思います。それの海外バージョンですね。
郵便局の窓口に置いてあるかと思います。
大変なのはこれで、送る先の国の言語で記入する必要があるんです。
あっちの郵便局員がわかるように、ということですね。
必要な項目は
- 送り元・送り先の住所と電話番号
- 具体的な品名
- 品名の数量
- 品名の日本円での金額(JPYと記入)
- 品名の重量
送るものが1つならまだしも、複数ある場合は全て書く必要があるので、吐き気を催しますね(笑)
無料で利用できるラベルの印字サービスがあるので、こっちを利用した方が良いかもしれません。
【印字サービス】http://www.post.japanpost.jp/intmypage/whatsmypage.html
税関告知書
税関告知書ってのは、簡単に言うと「郵便局員じゃなくて、税関に提出する書類」で、CN23とCN22の二種類が存在します。
個人が送るような普通の荷物であれば基本的にはCN23で大丈夫です。
EMSラベルとセットで2枚ついているハズなので、わかると思います。
国によっては3枚以上必要になる場合もあるので、その場合は2枚あるうちの1枚をコピーして使えばOKです。
- 差出人・受取人の住所・氏名・国名や連絡先
- 郵便物番号(ラベルの問い合わせ番号 EMSならたぶん13桁)
- 個人で送る場合、タックスコードは省いてOK
- 荷物の価格・総重量(そこまで正確じゃなくても通ります)
- 品物の原産国
英語で記入していきます。
これで住所を英訳するといいですよ♪
インボイス
インボイスは、税関告知書を審査してもらうための書類みたいなものです(めんどくせぇ…)
用紙はこちらからダウンロードするか、パソコンで作って印刷すればOK。
書き方についてはこちらの方がわかりやすいかと思いますので参考にどうぞ^^
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集荷サービスか窓口で発送!オススメは集荷依頼
梱包と書類の準備が出来て、いつでも発送できる段取りが済んだらいよいよ送るわけですが、発送する手順は2通り。
- 大きい郵便局の窓口
- 自宅に取りに来て貰う(無料)
もちろんオススメは自宅まで集荷に来てくれる集荷サービスの利用です。
窓口で出すとなると、そもそも取り扱ってなかったり、営業時間外だったりと面倒ですからね^^;
集荷依頼はこちらのページから行えます。
料金
EMSの料金は非常に分かりやすく、重さ+送る国で計算されます。
こちらから一覧表が見れますので、自分の送る荷物の重量・国から照らし合わせてみると良いでしょう^^
到着日数
EMSの配送スピードはかなり速く、遅くても2週間はかからないハズ。
おおよその日数は出す前にこちらから調べることが出来ます。
ホワイトデーのお返しとして発送する場合、事前に調べておきましょう。
実際に発送したら若干のズレが生じる可能性もあるので(距離があればある程)
行方が気になる方は追跡サービスも併せて利用できるようにしましょう。
まとめ
ざっくりとEMSで送るイメージはつかめたでしょうか?
実際に行動してみないと、なかなかわからなかったりするものですよね^^;
一番良いのは、梱包した荷物を持って、郵便局で聞きながら記入することになっちゃうんですけど…(笑)
1度覚えてしまえばそんなに難しいことではありません。
ホワイトデーのプレゼント、ちゃんと届くと良いですね♪