masaです。
先日の事、寝室の方から聞こえた嫁の寝言。
「今から食べるの?」
「…え?なにを?」
「…グゴー…ブヒー…」
怖ぇよ!!(゜д゜;)
あんなにはっきり喋るもんなんですね。
普通、寝言っていうと「ムニャムニャ~…チゲ鍋…ムニャムニャ~」みたいな、明らかな寝言ですけど、中には思わず返事をしちゃうようなハッキリとした寝言を放つ人がいます。
それが、僕。
そう、何を隠そう、我が家は二人とも「はっきり寝言」なんですね。
僕なんてもっとひどいらしく、普通に会話できるってんだから驚きです。
下手すりゃ夜中に寝ながら会話してる危険すらありますね。
「お腹空いたからおでん買ってきてよ」
「いいよー」
「・・・」
「・・・」
「え、行ってよ」
「え、だってオレ今寝てるし」
「あぁ…」
人がハッキリ寝言を言う理由って?
さて、どうしてこんな会話かのような寝言を放つんでしょう。
というか、そもそも寝言の原因ってなんなんでしょうか。
人はなぜ寝言を言うのか
悪夢を見ているから、ストレスが溜まっているからなんて言いますが、人はどうして寝言を言うのでしょう。
その答えを知ってるのは、レム睡眠とノンレム睡眠になります。
1度は聞いたことがありませんか?
レム睡眠とは
脳は起きているが、体は眠っている状態のことをレム睡眠と言います。
脳は活動しているので、夢を見たり金縛りにあったりするのはレム睡眠なんですね。
人間、朝方にかけてはこの浅い眠りになっていくんだそうです。
で、夢の中で誰かと会話したりしているとそれがそのまま言葉になってしまう。これが寝言の正体です。
レム睡眠の場合、体は眠っているので、口が上手いこと動きません。なので、ゴニョゴニョとした寝言らしい寝言になります。
ノンレム睡眠とは
もちろん、レム睡眠とは真逆の位置にいるのがノンレム睡眠。
深い眠りに落ちている状態のことを指します。
眠りに必要なのは脳の休息です。
睡眠の本質ですね。
さっきのレム睡眠とは逆で、脳は眠っていますが、体は少し起きている状態。
ハッキリ寝言を言うのは「浅い」ノンレム睡眠のとき
レム睡眠とノンレム睡眠は、スイッチが切り替わるように行き来するわけじゃなくて、0~100をゆっくり移っていくようなイメージなんですね。
で、ハッキリと喋るのは、体が起きているノンレム睡眠。
寝言を言うのは、脳が起きているレム睡眠です。
つまり、ノンレム睡眠の浅いところにいるときに、ハッキリとした寝言を放つということになります。
ノンレム睡眠が0、レム睡眠を100とするなら、40くらいのイメージでしょうか。
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ハッキリ寝言を言う人はしっかり眠れていない?
寝言を言うこと自体は問題ありません。
人は誰でもノンレム睡眠とレム睡眠を行き来していますからね。
ですが、我が家のように頻繁にハッキリした寝言を言うとなると、ノンレム睡眠が常に浅いところまでしか届いてないということになりますよね(゜゜;)
睡眠時間が長かったとしても、実際に脳が眠っている時間はそんなにないということ。睡眠の質が悪いということです。
病気の可能性は?
頻度にもよるそうですが、ハッキリした言葉での寝言を繰り返す場合、本来休めるはずの脳が休んでいないことになるんだそうです。
これは、心理的にストレスを抱えている人に多いらしく、ひどい場合にはアルツハイマー病やうつ病の兆候もありえるとか。
たかが寝言。されど寝言。
我が家は夫婦してストレスを抱えて・・・ないよなぁ?(゚Д゚)
まとめ
- 睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がある
- レム睡眠は脳が起きてる、体が寝てる
- ノンレム睡眠になると、体はちょっと起きている、脳は寝てる
- ハッキリ寝言を言うのは、レム睡眠寄りのノンレム睡眠状態(どっちも起きてる)
「寝言と会話しちゃいけない」なんて聞きますけど、あれってどうしてなんでしょうね?
いずれにしても、寝言が頻繁にある場合は睡眠の質が良くないんだそうな。
寝具の見直しでもしようかな(´・ω・`)