masaです。
人間をマインドコントロールし、支配する方法は3つ。
- 圧倒的カリスマ性
- 恐怖による支配
- 愛(雑だわ)
どんな相手でも怖いと思わせることができれば、意のままに操れるということ。なのでいろんな人を怖がらせる方法を考えてみたいと思う。
恐怖を与えること。これをマスターすれば、ユーハバッハ星十字騎士団に所属し、白哉ですら赤子の手を捻るようにあしらえるようになれるはずだ。
怖がらせるにあたって、注意点を3つ
もちろんというか、危険な方法故に様々なリスクがあることも重々承知願いたい。
使用は自己責任
これから紹介する方法は、必ずしも効果があるとは限らない。逆に、効果がありすぎて相手に精神的トラウマを与えるリスクも含む。再現する際はくれぐれも自己責任で行うように。
反撃に注意
恐怖した人間がパニックのあまりあなたに反撃や逆ギレ、危害を加えないとも限らない。
万全のアフターケア
怖がらせたら怖がらせっぱなしは良くない。その後の人間関係に多大なる影響を及ぼしかねないので、使用後は各自の判断で正しいアフターケアを心がけてほしい。
相手を怖がらせる方法
前置きが長くなってしまった。これより本題に入ろう。
尚、今回の「怖がる」という定義だが、その線はアバウトにしていこうと思う。心霊的なあれでもいいし、暴力的なやつでも構わない。とにかく相手がビビったら勝ちということに設定しよう。
怖がらせる相手の難易度別に分けてみたので、初心者はレベル1からステップアップしていくことを勧める。
レベル1・通行人
卑しいかもしれないが、仕掛けるのは男性、ターゲットは女性や子供だ。
なんだったら見掛けだけでも怖がらせることは可能である。
恫喝してみる
単純にして明快。道行くおっさんに急にキレられたら、誰だって怖いはずだ。その際、衣服を着用しないで、ニヤニヤしながらキレるとさらに効果的。
相手はまるで宇宙人にでも遭遇したように硬直するはずだ。ちなみに、こっちは硬直しないように気をつけて頂きたい。そこを硬直させるのはやりすぎだ。
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レベル2・友人、家族、恋人
近しい人間といえば分かりやすいだろうか。あなたの事を知っている分、恫喝したり少し硬直させたくらいでは鼻で笑われる危険がある。
何かがそこにいる
こういう相手には第3者を介入させるといいだろう。心霊的な恐怖を与えることにする。
夜の車内で
「え、なんかものっそいスピードで後ろから走ってくるんだけど。え?ちょ、なにあれ?!え見えないの?!全身ピンクで写真とりながら笑ってるババアだよ!早く逃げないと追い付かれるぞ!」
部屋で恋人と
「うおっ?!」
「どうしたの?」
「なんか今、引っ張られたんだけど。…!?ちょ、なんだよこいつ!やめろ!離せ!」
「え?なに!?何もいないよ!?」
「いるだろ!全身ピンクの夫婦だよ!やめろ!離せ!写真撮んな!」
ポイントは、自分でも何か見えるんじゃねえかっていうほど本気で思い込むこと。半端にやっても効果は期待できないだろう。ちなみにこの場合も硬直させる必要はない。
レベル3・警官
ここから一気に難易度は上がる。警官というと何のことだかわからないかもしれない。ポリスメンのことだ。
仕事柄、恫喝なんかは慣れたものだろうし、見えない何かの存在を訴えても任意同行を迫られるだけだ。
上司と仲良くなる
警察といえども、所詮はサラリーマン。例外なく上司には逆らえないはずだ。
時間はかかるかもしれないが、ターゲットの上司に近づき、仲良くなることから始めると良い。
その後、本人の目の前でホ…トモダチだとアピールしてやれば、「(やっべえ、この人部長のホ…トモダチかよ。)」となる。
これほどのレベルを攻略できれば、地域の権力はあなたのものになる。つまり、衣服を着用せずに通行人を恫喝しても咎められる心配もなくなるといった相乗効果が期待できるという図式だ。
ちなみに部長相手には硬直はさせてもさせなくても良い。
レベル4・武道派ヤ〇ザ
表の権力を支配したら、次は裏の人間も配下に治めたい。しかし、彼らは脅す脅されるといったことは日常茶飯事。一筋縄ではいかないこの相手をどう恐怖の虜にしたら良いのか。
タイヤをパンクさせる
間接的に攻めてみてはどうだろうか。ヤ〇ザといえば高級車。そこをウィークポイントと定めてみる。
ただし、1回や2回では効果は薄い。それどころか、「なにしとんじゃワレコラ」とあらぬ言いがかりをつけられてしまう可能性も高い。
毒を喰らわば皿まで。不当な暴力に屈することなく、執拗に、そして徹底的に繰り返す。
想像してみてほしい。どこぞやの男があなたの車のタイヤをパンクさせた。最初は怒り心頭で痛めつけるだろう。しかし、タイヤを買い換えた翌朝・・・再び同じ人間の手によって同じ所業が成されている。
買っても買っても買っても買っても・・・、だ。じきに男はあなたがタイヤを買う行きつけの店まで調べ上げ、あなたがタイヤを交換した直後に手慣れた様子でパンクさせる。そしてもう一度買う。
この「買って、履き替えてから」というのがポイント。決して買うまでは何もしない。
パンクさせたタイヤが50個を超えた頃、ターゲットはやつれた顔で自転車に乗り換えるだろう。しかし、ここで手は緩めない。自転車のチューブにも、迷わず白刃を突き立てていこう。
この際に、1日だけ休んで再開させると効果的だろう。自転車に乗り換えた時に攻撃の手を休めることで、相手は「あ、自転車なら良いんだ。よかった・・・」と安堵する。
しかし、中1日を置いて再開することで、1度浮き上がった心を更なる深い恐怖の闇へと引きずり込むことに成功する。
「いつになったらやめてくれるんだ・・・タイヤを何個買ったら・・・きっとワイが、ワイがあかんのや・・・」
200個を超えた頃、ターゲットは恐怖でパニック。自分を責め始めるだろう。その時に、ニヤニヤしながら硬直させれば、もう相手はあなたに逆らおうなどとは微塵も思わなくなるだろう。
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レベル5・住職
ヤ〇ザと迷ったのだが、こちらの方が手こずるであろうことから上位に位置づけることにした。
- 心霊的な恐怖=除霊
- 暴力的な恐怖=合気道
- 精神的追い込み=諭される
彼らは常日頃から煩悩や邪念を振り払い、内なる己が恐怖心を懲らしめることに成功した、いわば卍解したルキア。この難解な相手をいかようにして怖がらせたら良いものか。
閻魔様
この絶望的な状況の中、ある1つの突破口が見えた。
彼らは18宗派からなる仏教の従事者。つまり、誰よりも地獄への恐怖を抱いているはずではないだろうか?
そう仮定したとき、地獄における最高権威であり、恐怖の対象。つまり閻魔様とその手下の鬼を2~3連れてきてもらえば良いのだ。
ここで勘違いしないで頂きたいのだが、一般の人間は閻魔様のLINEのIDを知らない。つまり呼び出す術が無いことは承知している。
しかし、住職にとっての閻魔様に値する人物を召喚することはできるだろう。
ーーーーそう。母親だ。
住職に限らず、人間にとって母親にガンギレされ、突き放されるということは恐怖でしかないだろう。
いかに仏に仕える身とはいえ、彼らもまた人間。人間であるが故の脆弱な部分を突くことで、その精神はたちまちのうちに恐怖に飲み込まれる。
念のため、ターゲットの母親には赤いメイクと角の装飾を施しておくと良い。手下の鬼が用意できない場合、代わりに赤いこんぺいとうでも持たせることで同等の効果が期待できる。
母親相手に硬直するとなお良いだろう。
レベル6・熊
地獄の使者でさえ配下におき、残るは必然的に彼となるだろう。
今までにない未曾有の相手となるので、注意して欲しい。下手をすると言葉が通じない可能性まである。
スマホを燃やす
ここまで来たのであれば、出せる物は全部出していこう。
難攻不落に見える相手だが、やはり野生であることを逆手にとっていくのが唯一の勝ち筋ではないだろうか。
まずは火だ。野生である以上、燃えさかる炎には恐怖するのが自然の摂理。
そして、自然界にはないもの。熊にとっては未知の物体も同時に活用することで恐怖への効果を期待できる。
これらの符号を結びつけると、自ずと熊を怖がらせる最善の策が浮かび上がる。
近代文明であるスマートフォンにタオルを巻き付け、松明のように燃やすことで、熊にとっては炎+得体の知れない近代文明という、さながら老人から見たオネェのような物体へと進化を遂げるであろう。
通用しないケースも?
しかし、機種によっては恐怖を与えるに至らないケースもあるので注意が必要だ。その場合にはさらなる対策を講じなければいけない。
野生に大きく影響を与える要素として、臭いがある。熊に強烈な臭いを与える事が出来れば、機種による遅れを埋めることも可能である。
ーーーーーーーそう。母親だ。
先ほどの住職の、母親の下着とストッキングを燃やしてしまうと良いだろう。ついでに母親の下着に対して硬直させることによって、熊にとっては恐怖を感じる臭いを発生させることができる。
最終レベル・クワガタ
今まで、クワガタを怖がらせようという計画を立てた者がいただろうか?言葉はおろか、怖がっているかどうかの判断すらできない可能性がある。
硬直させる
ここまでに多くの方法をとってきたあなたは、自分でも気がつかないうちに、道具や手法に頼ることなく相手を恐怖させることが可能になっているだろう。
クワガタの鋏に硬直したものを挟ませて、あとはお互いの全てをかけてぶつかり合うのみだ。
怖がらせることとは
もしクワガタすら怖がらせる事が出来たなら、あなたは反対に人を愛することもできるようになっているだろう。
怖がらせること、嫌がらせをすることができるなら、相手の気持ちを察し、喜ばせることもまた可能である。
そして、何かに恐怖するということは、すなわち相手にではなく、相手を恐怖の対象へと変えてしまう自らの中にこそある恐怖に負けてしまっていることに他ならない。
今回の体験を通し、あなたには自身の恐怖に打ち勝つ強さが備わっていてくれたなら、この上ない喜びだ。