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あなたの人生を変えるたった1つの名作映画【前向きに生きるために】

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masaです。

オレが30年そこそこの人生の中で、1番生き方に影響を与えた映画を紹介していきます。

ちなみに!

世間ではとんでもない低評価の作品だからよろしくな!( ・∀・)ナゼダ

この映画を見た当時のオレは・・・

映画の紹介をする前に、当時の僕の話をさせて欲しい。

これ見たのが確か24~25歳くらいだったはず。当時勢いで仕事を辞めていた僕は、立派にフリーターしてました(笑´∀`)ヤベェナ

その時のバイト先の店長に見させられたのがこの映画。

確かに今となって見返してみると低評価なのも頷けるんですけど、当時の僕からすればそれはそれは結構な衝撃だったワケで・・・

その時の店長は後に独立開業して、お店を始めたんですけど、運悪く体を悪くしてしまって引退せざるを得ない状態になってしまいました。

店長から言われたのは、「お前店やらないか?」という衝撃の言葉。

僕がくすぶっているのを知っていたのでしょう。自分の店を僕に譲ってきました(もちろんすさまじい金は払ったが。つか今考えるとそれが目的だったような 笑)

どうしようか考えている時に、「1度店を見よう」ってことで営業時間外に見に行きました。

お店の中にある道具やビデオ、その中に埋もれていたのがこの映画。

「見たかったら持って帰っていーよ」と言われ、その古びたパッケージを持って帰りました。

今にして思えば、なんであんな古い物を見る気になったのかわかりませんけど、その時は気になったんですね。

帰宅して、その映画を見て、僕の中で何かが変わりました。

間もなく、僕は店長から店を譲り受け・・・

 

「バーテンダー」になりましたとさ(もちろん廃業したが(゚Д゚)クソッタレ)

トム・クルーズ主演「カクテル」

結構有名なんで知ってる人は知ってるでしょう。

そして「んだよカクテルかよ」とページを閉じたでしょう。いいんだ。そして2度と来るな。

トム・クルーズの出世作となった「トップ・ガン」の後に作られた作品で、その年の「ゴールデンラズベリー賞」(クソダメ映画の烙印)を獲得している。

「ただのアイドル映画」「内容がペラい」「キャッチコピーと内容が合ってない」

と、世間での評判は至って良好。

トムクルーズ本人も自身の出演映画「ワースト4」に入れているといった熱の入れようだね。

・・・いいんだよ。当時はこれで人生変わった気がするし、オレ自身は好きだからこの映画。誰がなんと言おうと知ったことじゃないね( ・∀・)

あらすじ

"トム扮するブライアンは兵役あがり。「ふつーに就職しよ(´Д`)」と思って就活を始めるも、どこの企業にも「帰れカス」という扱い。

途方に暮れるブライアンの目に飛び込んできたのは、街角のバーの玄関の「求人募集」の張り紙だった。

そこのオーナーのダグラスに仕込まれたフレアバーテティングが人気となり、店は大繁盛。

やがて二人はさらにでかいクラブからオファーがかかり、そこで働くことに。

しかし、人生調子良すぎて図に乗ったダグラスが、ブライアンの恋人を寝取ったことから二人は喧嘩。

拗ねたブライアンは遠い南の島でしがないバーテンダーになる。

その地で出会った女性と恋に落ち、上機嫌に。

とある日、喧嘩別れしたダグラスから手紙が届く。彼はどうやら、金持ちのお嬢さんに見初められ、逆玉に成功した模様。

そんなダグラスに久々に会いに行くブライアン。しかし、彼を待っていたのは・・・"

 

人生浮き沈みしながら、ダグラスと別々の道を行く若者の物語で、特別すさまじいどんでん返しもない。普通に生きて、夢見て、友達できて、恋して、地元離れて、帰ってくる。なるほど確かにお粗末な内容だ(笑)

見どころ①:とにかくかっこいい!絶対真似したくなる「フレアバーテンダー」の技

映画「カクテル」のワンシーン

バーテンダーを主役にした映画はそう多くはありません。

中でも「カクテル」の見所といえばサーカスと見間違うようなフレアバーテティングの技術。

恥ずかしいことに、僕は当時その映画の主人公がトムクルーズであるとは知りませんでした(笑)

にも関わらず、いや、そういう目で見ても「すっげぇ!カッコいいヾ(@゜▽゜@)ノ」

そしてその裏に沸き立つ下心

これできたらモテるんじゃね?(゜д゜)」

客のいないバーカウンターの中で、必死こいて練習してましたとも。ええ。

見たことないなら1回は見た方がいいですよ!マジで。絶対やってみたくなるから。

今更だけど、「フレアバーテティング」っていうのは、リキュールの瓶やシェーカーを空中にブンブン投げてぶんまわしてカクテルを作るっていう、大道芸みたいなもの。

YouTubeとかで検索したら出てくると思う。

見どころ②:生き方を考えさせられた

陳腐な内容って言われてるけど、そんなことないと思うんだよねぇ。

2回目になるけど、僕は当時トムクルーズがやってるって知らなかったのよ。

そういうフィルターなしで見たらなかなかどうして面白いはず。

あと、作中に「カメラが鏡に映ってる」とか「シーンの前後でブライアンの髪の長さが変わってる」とか細かいとこ見るとダメダメ(笑)っていうことらしいけど、個人的にはんなことどうでも良い。

つーかみんな細かすぎだろ映画関係者かよって思う。

あ、んで、主人公のブライアンは、別にバーテンダーになろうと思ってなったわけじゃなくて、成り行きでそうなっただけなんですよね。

そもそも最初の就活だって「とりあえずでっかい企業で働きたい」みたいな感じだったし。

で、これまた気がついたら店が人気になってて、途中から「バーテンダーとして成功するぜ!」みたいになるんだけど、大した覚悟もないもんだから女取られたくらいで逃げ出すんですよ。

さらに逃げた先でなんとなく女と知り合って「真実の愛見つけました(・∀・)」ってね。

全体的になぁなぁ。

 

だか、それがいい。

 

成り行きだろうが、浅はかな夢だろうが、何かしらにはなるんだなって思った。

なんでもいいからやってみれば、それが自分の人生だし、成功しようと失敗しようといいじゃねえかと。

ブライアンとダグラスは最終的に全然違う人生になるんだけど、それが運命のせいなのか、はたまた自分の選んだ末なのか、それすらもよくわからない話だけど、それでもいいのかなってね。

 

で、結果的にバーは閉店しました(´・ω・`)どーん

まとめ

映画館

失敗こそしたけど、後悔はしてないッス。少なくともカクテル作れるようになったし(笑)

本人も国も口を揃える駄作らしいけど、実際にこの映画がきっかけでバーテンダーになった人って多いそうですよ。(たぶん不純な動機が圧倒的なわけだが)

だからそれだけ影響与えられるだけのもんはあるんだと思います。

評価に惑わされず、フラットな気持ちで1度ご鑑賞あれ( ´∀`)